お役立ち情報

catch-img

なぜ離職する?若手社員の早期離職の背景を考えよう

「突然いなくなる若手社員が急増中。離職の背後にあるものとは?」


「働きやすい環境を整える必要性」


「会話の量と質を高めよう」


若者の離職率の増加は一昔前と比較して急増しており、企業にとっても深刻な問題になっています。企業は少しでも優秀な人材を確保しようと、必死になりますからその分の費用もかかってきます。しかし、そこまでの費用をかけて入社をしてくれた社員であっても、数年で辞めてしまうということも少なくないのです。

数年も続かずに数ヶ月で退職になってしまう若手社員がいるということも、ここ最近では耳にすることが多くなってきました。そんな彼らは一体何が原因で離職してしまうのでしょうか。離職の背景を知り、その課題点を把握しておくことで、若者の早期離職を防ぐことができるかもしれません。まずは彼らが何を考えているのかをよく理解するところからスタートしましょう。

この記事では、若者の離職の原因についての考察と、それを防ぐための職場環境・会話の質と量について紹介していますので、参考にしてください。



目次[非表示]

  1. 1.突然いなくなる若手社員が急増中。離職の背後にあるものとは?
    1. 1.1.若手社員が仕事を辞めていく理由
    2. 1.2.会話量の不足も離職を促進させてしまう要因
    3. 1.3.若者の考え方から分析する「仕事」の考え
  2. 2.働きやすい環境を整える必要性
    1. 2.1.外的要因から考える働きやすい環境
    2. 2.2.内的要因から考える働きやすい環境
  3. 3.会話の量と質を高めよう
    1. 3.1.会話の役割その1:水平方向のつながりを強化する
    2. 3.2.会話の役割その2:垂直方向のつながりを強化する
    3. 3.3.上司と部下とのコミュニケーションは意図的に増やすべき
    4. 3.4.社内における報連相の活性化
  4. 4.社員を惹きつけておく会社の在り方




突然いなくなる若手社員が急増中。離職の背後にあるものとは?

若者の早期離職は現代社会における大きな課題です。仕事を探す人たちにとっても多くの選択肢があり、一つの会社で働くことよりも多くの経験を積んでいきたいと考える若者の数も増えてきています。会社も一昔前と同じ考え方・方法ではこの問題を解決するのは難しいでしょう。

終身雇用制度の充実や給料の安定性・水準など、多くの要素が求職者には動機を与えます。現代の若者が重要視している価値観に適していれば、若手社員も長く会社で働いてくれるでしょう。


若手社員が仕事を辞めていく理由

就職活動をするときに基準にする価値観は一体どのようなところにあるでしょうか。就職活動をされた方であれば、業種・会社はもちろんのこと、「お給料のこと」「勤務時間のこと」など、多くの情報を探したでしょう。

実際に就職してみないと分からないことも多くあります。人間関係、実際に行う仕事などがそれに当たります。就職前に持っていたイメージと現実とのギャップが大きければ大きいほど、会社を辞めてしまう可能性は高くなります。今では、こうしたギャップをなくすことを目的として、学生のうちに職場の業務を体験してもらう取り組みをしている企業も多くなってきています。就職してからのギャップを小さくできれば、企業にとっても働き手にとってもよいことが多いです。若手社員の多くが会社を辞めてしまう理由の多くは人間関係であるという統計もありますから、給料・勤務時間などの情報を公開する以外にも、実際の職場がどのような雰囲気であるのかということを発信する、体験してもらう取り組みは有効です。


会話量の不足も離職を促進させてしまう要因

最近の若者は対人コミュニケーションスキルが低くなっている傾向にあると言われます。これは、SNSツールやインターネット、メールやLINEというツールが発達したことが原因と指摘されています。社内でもメールを活用したやり取りは多いかと思います。

相手の仕事の状況や事情を考慮せずにやり取りができるという点では非常に便利ですし、電話をかけることによって相手の仕事を中断させてしまう心配をする必要もありません。しかし、メールだけを活用することによるデメリットも少なくないのです。メールの場合には相手の表情、声色、気持ちを推測することが非常に困難です。上司からメールをもらった部下を想像してください。上司が単なる業務の一環として送ったつもりのメールでも受け取った部下は、「叱責されているかも」「上司が少し怒っているのかも」と色々なことを推測することも多くなります。このようなことから体力が削られることもあります。そして、その蓄積から人間関係への疲れになることも少なくありません。

メールも便利ですが、用途に応じてメールを活用する部分と電話を活用する部分との棲み分けも大切です。直接会話をすることによって、相手が送っているシグナルを発見することができる場合もあります。相手の言葉の裏側に隠されたものを察知する能力も磨かれるでしょう。


若者の考え方から分析する「仕事」の考え

現代の若者は「お金」に貪欲でない傾向もあります。必要なモノは世の中に溢れていて、身の回りにも十分なモノがあるのです。特に欲しいモノもないという人も多いです。そんな若者たちが大切にしているものは何でしょうか。

一つ例を挙げるとすれば「やりがい・生きがい」があるでしょう。

仕事をすることによって彼らの内面を満足させてくれるものが見つかれば、よりどころにもなるはずです。

仕事の「やりがい」を感じてもらえるような仕組みを、入社して日が浅い社員には経験してもらえるとよいです。



働きやすい環境を整える必要性

1日の多くを職場で過ごす社会人にとって職場が働きやすいものであるかは重要です。一口に働きやすい環境と言っても、曖昧ですので、ここでは外的要因と内的要因の2つの観点から環境というものについて説明していきます。


外的要因から考える働きやすい環境

働きやすい環境を求めるといっても、個人ではどうにもできないこともあります。例えば、性能のよいコンピュータを使いたい、お給料をもっともらいたい、勤務時間を短縮したいなど、これらは外的要因という分類になります。

個人ではすぐに解決することはできません。ただし、この外的要因を職場に求め続けると、周りとの関係性も悪化します。若手社員の中には最初から分かっている人もいますが、分かっていない人もいます。

個人差はありますが、外的要因として企業側が努力しなくてはいけないものは、有給休暇の取得日数向上、育児休暇制度の充実などで、社会の要請となる部分には努力をする必要があります。

しかし、お給料や設備など、どうしてもすぐには解決できないものもあるということは若手社員にも知ってもらわなくてはいけません。これらはマインドセット・人財育成という観点から研修を積んでいくべき案件です。


内的要因から考える働きやすい環境

外的要因とは別に、「仕事のやりがい」「仕事をする目的」など、外部ではなく、自分から意味づけをするものは内的要因と言われます。これは、誰かが答えを与えてくれるものではありません。

しかし、会社が協力してあげることはできます。具体的には社員が取り組んでいる仕事は社員が楽しく行えているものになっているかどうかのヒアリングをし、適切な仕事内容を割り当てるということもその一つです。

外的要因から考える職場環境を整えることは難しくても内的要因から考える職場環境の向上はすぐにでも取り掛かることができます。

若手社員も自分が活躍できると実感できる環境を考えてみましょう。




会話の量と質を高めよう

会話の量が大切であるということもこの記事で紹介いたしましたが、ただ単に会話量を増やせばよいということでもありません。その会話の中身も重要です。

会話には情報伝達の役割もありますが、その他にどのような役割があるのかを見ていきたいと思います。


会話の役割その1:水平方向のつながりを強化する

同じ環境で仕事をしていると同僚との会話も自然と湧き上がってくると思います。この会話が直接仕事に関係しないことであっても、この役割は大きいです。黙々と仕事をしていることが悪いと言っている訳ではありません。

話さずに集中して取り組まなくてはいけない部分もあるでしょう。しかし、どれだけ好きで行っている仕事であっても、ストレスは蓄積されていくものです。そのストレス発散の役割を担ってくれるのも、同僚との会話になるのです。何気ない会話も、日を重ねていくことによって絆も深まります。会話には横の関係性を構築する役割もあります。


会話の役割その2:垂直方向のつながりを強化する

会社が大きくなればなるほど、上司と部下の距離は広がりやすくなります。上司と部下の持っている情報量の差も、社員のモチベーションを下げることにつながり、会社を衰退させていく原因です。

上司が指示出し以外の会話を部下としないことは問題でしょう。上司は常に部下の本音が聞ける状態を構築していかなければいけません。しかし、直接本音を言ってくれる部下はあまりいないでしょう。その場合、部下が配属されている部署の上司とは別の部署の上司がヒアリングをするということも有効な手段です。直属の上司以外の上司や先輩社員が常に気にかけてあげられる体制を作ることによって、直属の上司も部下とのコミュニケーションの重要性を一層理解するようになるでしょう。会話には縦方向のつながりを強化する役割もあるのです。


上司と部下とのコミュニケーションは意図的に増やすべき

垂直方向の関係の強化の項目と似ていますが、上司と部下のコミュニケーションは特に重要です。

ただし、コミュニケーションをとる以前に、「部下はあまり上司と積極的に話したがらず、上司は部下と積極的に話をしたい。」という心理のズレがあるということを上司も部下も知っておくことが必要です。

上司は部下がこのような心理になっているということを知りながら、どうしたら話し易い雰囲気を作れるか、話してもらえる関係性をつくれるのかを考え続けて意図的にコミュニケーションを取りましょう。


社内における報連相の活性化

コミュニケーション能力は報連相を行う上でも重要なスキルになります。しかし、報連相は個人と個人でのやり取りだけで行うべきものでもありません。会社全体の情報を掲示板や社内ホームページを制作し、社内全体で起きている情報を、部署を超えて共有することも報連相です。

このように会社全体で情報を共有することによって持っている情報が同じになり、一体感も創出できます。このような報連相の仕方もあるということを参考にしていただければと思います。




社員を惹きつけておく会社の在り方

若手社員に関わらず、ベテラン社員の方も、ずっとこの会社で働きたいと思ってもらえるような取り組みは会社全体として今後必要になるでしょう。人の入れ替わりが激しい職場では、どうしても新人研修などで多くの時間を割かれてしまうこともあり、業務の効率性は悪くなってしまいがちです。

社員が長く会社で働き続けてくれるというだけでも十分に業務の効率を図れているのです。

職場環境が社員の求める水準になっているかどうかということも大事なポイントです。


HUB on(ハブ オン)では、総合的な人財育成サービス・コンサルティングを提供しています。直接の部下と上司では難しいことでも、第三者の立場で話をすることによって響くこともあります。

若者の早期離職を防ぐには、入社した早いタイミングでのマインドセットが重要です。

それぞれの業種、会社状況に応じた研修プランをご用意しておりますので、ご興味がありましたら、次のリンクから資料をご覧ください。


HUB on(ハブオン)の研修

CONTACT

人材育成でお悩みの方は
お気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせはこちら
〈受付時間〉平日 10:00~18:00
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください。
HUB onのサービスガイドを
こちらからダウンロードできます。

人気記事ランキング

カテゴリ一覧

タグ一覧

開催中セミナー

見逃し配信中セミナー