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日本は海外よりもストレス社会?職場も人間関係もストレスフリーにする方法

「海外の労働者がストレスを感じていないのは本当か」


「ストレスフリーの働きやすい職場の実現」


「上司・部下・先輩・後輩関係の改善からストレスをなくす」


日本人は真面目で勤勉で、ストレス社会で仕事をしているという表現は頻繁に海外との対比の中で描かれます。実際にはどうなのでしょうか。

今では法整備も進み、残業や有給休暇の取得に関しての細かい取り決めなども成され、一時騒がれていたほどではありませんが、まだ課題もあります。

OECD(経済協力開発機構)が発表した、日本人の年間労働時間は1680時間となっています。

世界主要国の中では22位となっており、他の国よりも労働時間が著しく長いとは言えないのが現状です。

実際のところ、会社によっては労働時間に含まれていない仕事、いわゆるサービス残業は統計の数値には反映されていませんから実態とは異なる可能性もあります。

働き方改革なども本格的に取り組まれている今日の日本では労働時間に関する問題は徐々に解消されてきていると考えてよいでしょう。

職場によって差はあるものの、公的機関の統計数値は参考になります。

ただし、パートタイムや非正規雇用などの多様な労働形態が含まれていることも念頭に入れておかなくてはなりません。

労働時間が減少すれば職場でのストレスも減少するかと言えば、それは別問題です。

ここでは、日本人が抱えるストレスに関する考え方についてまとめていますので、参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.海外の労働者がストレスを感じていないのは本当か
    1. 1.1.労働環境はストレスに直結
    2. 1.2.役割分担から考えるストレス
    3. 1.3.注目すべき日本と海外のサービスの概念
  2. 2.ストレスフリーの働きやすい職場の実現
    1. 2.1.まずはコミュニケーションから
    2. 2.2.独立支援でモチベーション向上
    3. 2.3.職場の人間関係の位置づけを知る
  3. 3.上司・部下・先輩・後輩関係の改善からストレスをなくす
    1. 3.1.冷静に考えたい上司と部下の関わり方
    2. 3.2.個人に最適な役割分担がストレスをなくす
    3. 3.3.技術の継承
  4. 4.まとめ:ストレスと向き合うも、我慢しすぎない



海外の労働者がストレスを感じていないのは本当か

結論から言うと、過労死は世界でも問題になっています。「karoshi」という言葉は日本から海外に逆輸入された言葉でもあります。過労死によって脳疾患や心疾患を引き起こすこともあれば、ストレスからうつ病を発症してしまう人など、過労によって引き起こされるものは様々です。

欧州でも過労によるストレスが原因とされる自殺案件もありました。ですから、日本だけが特別問題となっている事象でもないのです。

ただ、労働時間をはじめ、ストレスを軽減させるための取り組みは必要です。


労働環境はストレスに直結

労働時間と過労死の関連性は明白ですが、ストレスが蓄積している方が深刻です。労働時間は数値化できますが、ストレスは個人差がある上に、数値化しにくいからです。ストレスチェックという取り組みもありますが、どこまでが正確に数値化できているかは本人にも分からない部分はあるでしょう。

過労白書によれば、勤務問題が原因とみられる自殺者の総数は2000人前後という数値です。これは勤務時間だけでなく、職場でのハラスメント、いじめも全て含んだ数値です。

ただし、2000人前後の自殺者のうち、700人弱は仕事の疲れを理由にしています。

この数値以外に、過労が原因であろう脳・心疾患によって亡くなった人数は労災補償が認められた案件だけでも100件前後あります。

労働環境がストレスに直結していることが分かります。


役割分担から考えるストレス

日本では、一人の従業員が多くの役割を担っているということが珍しくありません。

オフィス清掃員を雇っているにもかかわらず社員自らがオフィスの清掃をしているということもあります。

これでは、自分が抱える仕事量が減りません。業務を外注するのであれば、その人に全て任せるというスタンスでいる方が健全です。

場合によっては役割が不明確であるということもあるでしょう。自分の領域にとらわれずに様々な仕事を経験した方が成長も早いと考えているのかもしれません。しかし、仕事上の役割の境界線が不明確であればあるほど業務効率は低下します。一方、役割分担が明確になっている場合には自分の仕事だけをこなせばよいので、自分の持ち場以外でのストレスは軽減されます。

海外のレストランでは、清掃、注文の受付、厨房料理、片付けと見事なまでに分業がされています。清掃を代わってあげようという親切心から手伝うものなら、業務妨害として注意を受けることまであります。

ここまでドライな関係はなかなかすぐには築けないと思いますが、役割分担から、その仕事に対しての専門的なプロ意識を持つことも大切な考え方です。


注目すべき日本と海外のサービスの概念

役割分担だけが海外との違いではありません。サービスの考え方についても異なります。接客のマナーについても全てが有償という考え方を持っています。

質の高いサービスを受けたい場合にはそれなりの料金を提示する必要があるということです。

海外ではチップがあるところもあるでしょう。チップに応じたサービスを各自が提供することで、企業に属していながらもそれぞれがフリーランスのような感覚で働いている人も多いです。

日本では、無料でもサービスの質を向上させようとする考えがありますが、海外では考えられません。

金額が低いサービスはそれなりのサービスであることはお互いに分かっています。

日本人は無料であっても、相手の要望に屈してしまうところが多いかもしれません。

この辺りは、働く人だけでなく、消費者にも理解してもらわなくてはいけないところです。

無料のサービスに気を遣わないという考えが浸透すれば、労働者のストレスも大きく軽減できます。



ストレスフリーの働きやすい職場の実現

職場で複数の人が集まって仕事をする場合には、どうしても馬が合わない人も出てくるでしょう。

ストレスの原因の最上位が人間関係によるものです。

ストレスが少ない職場とはどのような取り組みをしていて、仕事をする人たちのスタンスはどのようになっているのでしょうか。


まずはコミュニケーションから

陳腐な回答ですが、職場でのコミュニケーションが最も大切です。

どこの会社でもコミュニケーションスキルの重要性は掲げられている通りです。

人と協力をして仕事をする上では避けては通れません。

単純に面白い会話をするというのと、コミュニケーションを取るというのは全然違います。相手の考え方、自分が欲しい情報など、仕事で必要な内容を適切な距離感を保って交換することが大切です。

仕事を進めていくうちに、少しずつ距離感も縮まっていくでしょう。


独立支援でモチベーション向上

ストレスフリーな職場の実現には、自分が全力で頑張れるという環境が必要です。そこで、具体的な例として、独立支援について紹介します。

独立支援は文字通り社員が独立をすることを支援する制度です。政府も独立支援に関しては補助金を用意しています。

独立支援制度によって社員のやる気が上がり、周囲の目標にされる社員も増えるメリットがあります。また、指示待ち状態の社員も少なくなり、自らが問題発見と解決に向けて動く人材の育成にもつながります。

自分から積極的に行動する習慣が身に付いた人は多少のストレスがあっても前向きな気持ちでモチベーションの維持が期待できます。


職場の人間関係の位置づけを知る

職場の人間関係の位置づけを知っておくことが必要です。

心理学的にも人間関係においては「三重円」というものがあります。一番内側が家族や肉親などの生活において最も身近な人が含まれ、その外側が友人などです。

職場での同僚や上司は最も外側に含まれます。お気づきかもしれませんが、職場での人間関係は心理学的には、あまり重要でない分類になるのです。

とは言え、普段の職場で毎日顔を合わせるわけですので、露骨な悪口や嫌がらせは問題です。しかし、相手に期待しすぎないという心構えも最初から持っておくようにしましょう。多少我慢するということにもなりますが、その人のためにあなたが真剣に悩む必要はあまりないのです。



上司・部下・先輩・後輩関係の改善からストレスをなくす

学生までは横のつながりが多かったかもしれませんが、社会人になると、縦のつながりが多くなってきます。人間ですから、どうしても相性の合わない人も出てくるでしょう。

しかし、個人的な好き・嫌いを職場に持ち込むことによって会社の損になってはいけません。

職場での上下関係改善もストレスをなくしていく大きなポイントです。


冷静に考えたい上司と部下の関わり方

上司と部下という立場の関係上、どうしても上司の方が優位になります。上司の観点から気を付けないといけないことは、部下と自分の好みで関わる頻度を変えていないかということです。

自分のことを気に入ってくれている部下との関わりが強くなっていないか振り返ってみましょう。

このような部下に囲まれていくと、自分の居心地も良くなって周りを客観的に見ることができなくなってしまいます。

自分の波長が合わない部下とは一緒にいたくない気持ちも分かりますが、そのような人の考えこそがより良い商品やサービスを生み出す契機になることも忘れてはいけません。

居心地の良い環境でストレスを感じないというのは惰性です。仕事をする上で成長に欠かせないストレスと不要なストレスは区別できなくてはいけません。


個人に最適な役割分担がストレスをなくす

部下に公平に接することができるようになれば、部下の持ち味が分かってきます。

どのような分野で活躍することができるのかを判断する材料も増えてきます。気の合わなかった部下も、この分野で活躍してもらえば自分たちにも有益であるという思考に至ります。

部下もその分野で頑張る意思を見せてくれれば、人間関係における不要なストレスはなくなります。会社全体として個人が役割を把握している状態は、とても強い組織と言えます。


技術の継承

ベテランの社員が退職した後に、会社の中心にいるのは若手社員です。期待感を込めて上司・先輩は部下・後輩に技術を惜しみなく継承する姿勢が望ましいでしょう。そうすることで、個人的な意見の違いによる人間関係の課題はあっても、仕事上での障壁はそこまで大きくないはずです。

一昔前であれば、技術の継承によってライバルが増えるという考え方もありましたが、今では労働不足も深刻な問題になっています。

しっかりと仕事を若手社員にも覚えさせ、使いこなしてもらって会社の未来の発展につなげましょう。



まとめ:ストレスと向き合うも、我慢しすぎない

ストレスに向き合うことも必要ですが、我慢しすぎて心身を病んでしまうのはよくありません。

ストレスとして然るべきものと、抱えなくてもよいストレスを抱えてしまっていることは別です。しかし、若手社員の中にはストレス耐性が著しく低い社員もいます。

初期研修などで、十分に社会人としてのスタンダードを知っておいてもらう必要もあります。


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